沢に帰ろう

新米オサゴミ採集者です。

大きいオサムシ

2018年11月

 

この時私とみのむし君と部活の同期の虫屋の3人は、受験で忙しくなる前に関東とその近辺で得られるオサムシ(ホソアカガネ、チュウブオオオサ、アキタクロナガ、アカオサ、シズオカオサ)をしょっぴこうと計画を立てていた。

 

そして今回はチュウブオオオサムシの回です。

行った順に書けよ頭悪いのか?

 

電車で3時間ちょっとほど揺られる。こんな長く電車に乗ったのは群馬プテロ以来だ。お尻が割れちゃう。

 

Googleマップストリートビューでちょうどいい感じな崖を見つけていたのでそこへ向かうことに。

 

しかしストリートビューで見たときと環境がまるで変わっていた。道の崖と反対側の林が伐採されてて日光がもろに崖に当たっていて崖が砂漠化していた。土質がパサパサしていて虫が入ってる感じはしない。3人そこに座り込んでGoogleマップ地理院地図を眺め始める。いい感じの場所を見つけたのでそこへ向かおう。

 

そこは崖の土質も良く東京ならアオオサムシが間違いなく入ってるだろうという感じ。そこを重点的に掘り始める。

 

掘り始めてまもなく、私が崖を叩いてると崖に小部屋が現れた。中を覗くとオサムシが詰まっている。この瞬間がたまらない。私は脳汁で溺れていた。

 


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紛れもなくチュウブオオオサムシ


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運良くペアで掘り出せた。アオオサなんか目じゃないくらい大きい。色もまた違う趣で私はこいつの虜になった。

 


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3人とも得られてみんなハッピー。

残念ながらそこまで数は得られなかった。これぐらいが限界だろうと思っていたが、2020年の春先に訪れたら後輩が無双してて泣いてしまった。私がカスなだけだった。

 

おわり